かき原料の調達でグループを支える縁の下の力持ち
<広島牡蠣養殖 指定海域/採取海域区分>
私たち、不動水産の扱う広島牡蠣は、広島県むき身生産量の約1割を占めています。
牡蠣の安全・安心を担うポリシーは、グループ全体の使命というだけでなく、牡蠣ブランド全体の安全性を保つよう取り組んでいます。
広島牡蠣の養殖海域は県の指導により、8海域に区分けされています。弊社では養殖海域ごとに管理し、一般的な細菌検査だけでなく、ノロウイルス検査も社内で行える体制を整えています。
不動水産は、牡蠣生産者から直接買付も行っており、グループ会社へ安心して使用できる原料を提供しています。
広湾海域の「音戸産」の牡蠣や、豊洲市場でも評価の高い広島湾西部海域の「地御前産」の牡蠣の販売にも力を入れています。
不動水産株式会社は、牡蠣生産者が養殖した新鮮で美味しい牡蠣を、より安全で安心できる会社として取り組み、提供し続けています。
シーズン期間中は毎日早朝水揚げされます。広島県海域で養殖、水揚げされた広島県産の牡蠣です。
その日に水揚げされた牡蠣は殻洗浄工程を経て、海水プール(紫外線滅菌処理)に12時間滅菌処理を行います。
滅菌処理された牡蠣はむき身になり弊社工場へ各地から入荷されます。入荷された際に養殖生産地での検査結果情報も結果を把握しています。
生産者がむき身にした牡蠣を海域ごと、生産者ごとに分けて集荷しているので、細かいトレース管理ができる体制で運営しています。
自社検査室で細菌検査・ノロウイルス検査が行える体制を整備しています。
お客様に安全・安心な製品をお届けすることができます。これが不動水産の保証としてのお約束であり、定評をいただいております。
工場に入荷した牡蠣は、海域ごと、生産者ごとに重量、品温、塩分濃度、pH、臭気、色目を確認してから洗浄を行っています。
熟練者による目視と触診により、異物やかき殻を除去しています。
この段階ですでにノロウイルスの検査結果は出ており、鮮度、安全性を把握した製品製造を行っています。
鮮度と安全性を確認した牡蠣を自社工場内でパッキングをしています。
遠方のお客様にも鮮度の良い牡蠣をお届けするため、早朝からの作業と陸送便だけでなく、航空便での配送も行っています。
急速凍結前、牡蠣同士が付着しないように、丁寧に間隔を空けていきます。
その際に異物などの混入がないか、目視と触診で確認を行っています。
急速に凍結された真っ白な牡蠣は、中心温度-20℃以下になっています。凍結時間を短縮することにより細胞を壊すことなく解凍後も旨味を逃しません。
冷凍焼けを防ぐため、冷却水を霧状に吹きかけて、グレーズと呼ばれる氷の膜を付けます。
冷凍牡蠣のサイズ(重量)選別は、7段階程度に分けるのが一般的ですが、不動水産では、12段階に選別しています。
サイズを細かく管理することで製品重量のムラをなくし、調理用途に合わせたお客様のニーズに応えることが可能です。
業務用の1kg規格だけでなく、お客様のご要望に応じた量目での小袋包装も行っています。